「最後まで行く」という映画の韓国版は以前からNetflixで配信されてて結構好きだったんです、強烈でね。
なんだかんだ2回見たんで、かなり好感触でした。
主演のイ・ソンギュン氏はパラサイトのお金持ちの旦那さん役をやった人ね。
これを日本版では岡田准一さんがやってます。
敵役(というか岡田さんを狙う警察の人)は韓国版ではチョ・ジヌン氏が演じてます。
「シグナル」ってTV番組の刑事さんでしたね。(韓国版の)
日本版では綾野剛さんが体格は全く違えど身体能力と生命力と根性が同じ感じ。
どちらかというと日本版だと「インテリヤクザ」風刑事、韓国版は暴対派のイメージを私は持ちましたねー。
どうしても綾野くんの刑事姿は(トレンチコート姿プラス眼鏡)インテリヤクザに見えちゃうのよ、ね?
基本的には最初の人物の設定からもう違うんですが、
初手できっかけとなる「轢かれちゃうチンピラ」もタイプが違うし、
日本版には、主演刑事には妻子がいるとか、最後ヤクザの親分が・・などなど違いは沢山ある。
それなのに話の流れはうまくシンクロさせてきてて、
全く違うように見えて、「主役と敵役の戦い」
という点では観客側が見てて美味しい場面(びっくりしたりするところ)は同じにしてあったり、
同時に見ると混乱するかもってくらい上手い。
韓国版は実は日本版よりもストーリーは長くてびっくりがあと2回くらいあるんだけど、日本版ではちょっと味気ない気持ちにもなっちゃうかな。強いて言えばですけどね。
それでもどちらも「どっぎゃー!!」ってなるし、手に汗握るアクションも素晴らしいし、最後の綾野くんの笑顔??
まじ怖いしー!!いい顔してますよーっっw
どちらを先に見るか??と聞かれたらそうだなー・・・韓国映画を先に見て違いを楽しむパターンで良いかと思いますよ。
逆だとなんかドキドキ度が違ってきちゃう気がするな。
でも日本の方も遜色つけ難く、いやー、難しいところです。
どちらもとにかく面白いので是非見てください。
暴力が絶対ダメだという人以外はいけると思います。アクションとスピード感が素晴らしいですね。お勧めします。